高等部 世古口伸生さん 訪問鍼灸治療専門 名古屋医健スポーツ専門学校出身 | 関西大阪での鍼灸・経絡治療の勉強会・セミナー、(一社)日本はり医学会(旧東洋はり医学会関西)


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会員の声

(一社)日本はり医学会に入会して
高等部 世古口伸生さん 訪問鍼灸治療専門 名古屋医健スポーツ専門学校出身

入会の動機について

日本はり医学会に入会しようと思った動機は何ですか?

 私は社会人を30年ほど経験した後、5年程前に鍼灸師の免許を取得しその年に
訪問治療専門の会社に入社しました。入社時は私一人だけでのスタートであったた
め、患者様の痛みなどに対して経脈で治療することはできず対処療法だけでの施術
しか行えずこれで良いのか悩みました。幾つかの勉強会にも参加しましたが納得い
く治療法を掴むことなく過ぎてしまいました。正直なところ、脉診法や本来の経穴
を捉えること等も自信はありませんでした。以前より東洋はり医学会の存在は知っ
ていて令和2年度より入会しようかどうか迷っていました。この場合、まずは地区
の支部に入会し東京の講習会に参加するものだと認識しておりましたが、関西方面
で何か勉強会がないか調べていたところ、日本はり医学会は東洋はり医学会関西支
部の前進で、独自の講習会を行っていることを知りました。しかも、HPや動画を
見るかぎり東京で実施されているのと変わらないことや、経絡治療が出来る様にな
るまでに多くの補助療法を学べるシステムの構成は有り難いこと、そして痛くない
鍼や熱くないお灸が出来る様になることにも惹かれました。
 入会の決めては、専門学校を卒業して直ぐに購入した書籍『よくわかる奇経治療』の著者である本会の宮脇名誉会長の指導を仰げることと、入会を決める前に聴講制度を1年間受講するかをご担当の宮田先生に相談したところ、聴講生よりは入会が臨床への近道であると教えていただいたことが入会の動機となりました。
 私の場合、在学中に勉強会に進んで参加しなかったことが悔やまれます。今思う
と学校を卒業すれば何とかなると思っていたのだと思います。
 これからは「木を見て森を見ず」的な治療から脱却し脉証・腹証・病症一貫性に
基づき総合的に診断・治療ができる鍼灸師に早くなれることを目標に一鍼一鍼全集
中で研鑽していく所存です。