(一社)日本はり医学会 2018年 12月例会レポート
2018年12月9日(日)
森之宮医療学園専門学校にて、
(一社)日本はり医学会の12月例会を開催しました。
【内容】
―朝の挨拶―
中野正得
ー臨床こぼれ話ー
誰でもできる銅×アルミ×チタン円鍼ユニット治療 中野正得
―普通部 1年ー
脉診(臨床編) 小河勝美
病証論(3) 茶谷隆晴
―普通部 2年ー
誤治の調整 森井弘武
経穴の分類と性格 高木慶太
―高等部以上ー
臨床講座「第2の本治法」 古野忠光
臨床講座「病因論」 中島聡子
ー聴 講 部ー
臨床の現場から 清水大雅
ー私の臨床室ー
気の出る鍼のコツ:姿勢 松山晋一
ー治験発表 Aー
【腰痛】 兼若亨兵
【左脚の麻痺】 白澤正義
ー治験発表 Bー
【アトピー性皮膚炎】 並河法男
【右肩関節痛】 石川誠
ー実技指導ー
普通部1年 子午治療・小里方式
普通部2年 基本の刺絡治療・小里方式
高等部 取穴の確認・小里方式
研修部 疾患別小里方式「突発性難聴」
【ピックアップ】
今月のピックアップは…臨床こぼれ話の中野会長による「円鍼ユニット治療」の紹介と、松山先生の「私の臨床室」。
銅・アルミ・チタン製の円鍼の組み合わせで、背部の左右の虚実を劇的な速さで整えることができる手法で、臨床のスピードが飛躍的に上がることでしょう。
そして松山先生の「私の臨床室」は『気の出る鍼のコツ:姿勢』(一社)日本はり医学会の経絡治療において、立ち姿勢はとても重要で治療効果にすごく影響が出ます。
良い姿勢で鍼をする事で呼吸がしやすくなり、無駄な力も抜けて鍼先の状況を敏感に感じ取ることができるようになります。
どちらも、時間的には10分程度という短時間ではあるものの、実技や実演を交えながら臨床で即使えるものを惜しげも無く共有する…(一社)日本はり医学会らしい講義でした。
まだ当会の勉強会や研修会に参加されたことがない、
もしくは、興味があるけど脉診は難しいのではという方、臨床に行き詰まりを感じている方、是非、一度聴講にいらしてください。
聴講申し込みは→こちら
楽しくて頼りになる指導講師がお待ちしています。
担当:広報部副部長 松本是清