(一社)日本はり医学会 2018年 10月例会レポート
2018年10月14日(日)
森之宮医療学園専門学校にて、
(一社)日本はり医学会の10月例会を開催しました。
【内容】
・朝の挨拶 中野正得会長
・臨床こぼれ話 神開雄三先生
・普通部1年 経絡治療学基礎講座
①脉診(応用編) 松山晋一先生
②病証論(2) 茶谷隆晴先生
・普通部2年 経絡治療学臨床講座
①経絡治療における標治法(子午・刺絡) 森井弘武 先生
②実地臨床上の補瀉(取穴の補瀉) 高木慶太先生
・高等部以上 経絡治療学実践講座
①婦人科疾患と経絡治療 宮田あずさ先生
②丸尾式温灸&圓鍼を使った美容鍼 丸尾頼廉先生
・聴講部 臨床の現場から 松本是清先生
・私の臨床室 田中亮先生
・治験発表A
【肩の痛み】 岡田洋樹先生
【腰痛】 則内千緒先生
・治験発表B
【ギランバレーと診断された症状】 磯野文三先生
【めまい】 堀田周吾先生
・実技指導
普通部1年 瀉法・小里方式
普通部2年 補中の瀉法(堅)・和法・小里方式
高等部 浮実・弦実・和法・小里方式
研修部 補中の瀉法(塵・枯・堅)・小里方式
【ピックアップ】
今月のピックアップは、10月例会と並行して開催された
「学生勉強会」をレポートしたいと思います。
(一社)日本はり医学会スタイルの経絡治療を、
鍼灸専門学校に通う学生さんに普及啓蒙するため、
毎年この時期に開催しています。
今回は、東洋医療専門学校から1名、
明治東洋医学院専門学校から2名、
森之宮医療学園専門学校2名の生徒さんが参加してくださいました。
講義は、やさしく経絡治療を解説し、すぐに実技へ。
四診法を駆使して、「証」を決めること。
実際の脉診・腹診のやり方。
どの経穴を選穴するのか、そして取穴。
最後に松本先生によるデモンストレーションをおこないました。
デモンストレーションでは、
てい鍼を使ったの本治法で、
脉が変化するのを確認していただけたようです。
皆さんとても熱心で、
午後からの実技も参加したいとのことでしたので、
午後からは聴講生と合流してもらい、
午後の実技を体験していただきました。
午後の実技終了後、皆さんにお声かけしましたが、
充実した鍼灸実技に満足されたようでした。
今回の勉強会をきっかけに、
来年の4月から普通部1年生として、
スタートされるといいなと思いました。
また、当会では今年の12月までの入会を決めると
大変お得になっています。
詳しくは→早期入会特典pdf
皆さん、まだ当会の勉強会や研修会に参加されたことがない、
もしくは、興味があるけど脉診は難しいのではという方、
是非、一度聴講にいらしてください。
聴講申し込みは→こちら
楽しくて頼りになる指導講師がお待ちしています。
報告:広報部長 三ツ川友一郎