2018年度入会募集締め切り間近!
平成30年度(一社)日本はり医学会への入会募集のお知らせです。
本年度の定員が残りわずかとなっています。
4月15日(日)より平成30年度のカリキュラムがスタート致します。
申し込みはまだ間に合います!!
経絡治療を系統的に学びたいという方は是非、下記募集要項をご確認いただき、入会の申し込みをお願いします。
このページの目次
平成30年度入会募集要項
今経絡治療を学ぶべき理由①
今経絡治療を学ぶべき理由②
今経絡治療を学ぶべき理由③
平成30年度入会募集要項
定員 |
25名(定員になり次第締め切ります) |
資格 |
経絡治療による「はり専門家」を志し、毎月例会に出席できる方。 |
出願書類 |
①入会申込書兼登録票 (ダウンロードまたは下記広報部までご請求ください) ②小論文 テーマ「入会の動機」 (400字詰め原稿用紙2枚以内、または点字用紙1枚) |
オンライン入会登録 |
オンライン入会フォームはこちら
小論文もこのフォームで添付または書き込みいただけます。 鍼灸学校在学中の方は学年とともに在学年度もご記入ください。 例:○○鍼灸学校2年(平成29年度時点)
オンライン入会申し込み受付後、数日以内に広報部担当者から受付済の電話をお掛けいたします。 オンライン入会申し込みにご使用のPC、スマートフォンと当オンライン入会フォームとのシステム上の相性の関係により、まれにオンライン入会申し込みのメールが正常に届かないケースも過去にございます。 オンライン入会申し込みフォームからのメール送信後、数日以内に受付済の電話がない場合はお手数ですが当HPお問い合わせメールフォームにお問い合わせください。 または下記広報部三ツ川まで電話でのお問い合わせも承ります。
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募集締切 |
平成30年3月31日必着
途中入会も可能です。補講などの調整が必要ですので、詳しくは、お問い合わせフォームにお問い合わせください。
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入会金 |
一般 30,000円 / 新卒者 10,000円 / 学生 無料 |
年会費 |
37,000円 ※年会費は2回分割納入可。 ※本部年会費・機関紙代金(年12冊)17,000円が別途必要です。 (学生会員は無料)
※入会を許可された方には振込用紙をお送りします。 |
入会式・例会 |
平成30年4月15日 (例会開催日は毎月第3日曜日です) |
会場 |
森ノ宮医療学園専門学校
TEL.06-6976-6889 〒537-0022大阪市東成区中本4-1-8
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提出先 |
(一社)日本はり医学会 三ツ川友一郎
tel 072-872-5678
〒574-0026 大阪府大東市住道1-2-25 三ツ川鍼灸院内
お問合せメールフォームはこちら |
今経絡治療を学ぶべき理由①
2025年問題をご存じでしょうか?
団塊の世代と呼ばれる方たち約800万人が75歳以上となるのが2025年(平成37年)。
国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を包括的に地域がサポートし合う社会のシステムが地域包括ケアシステムです。
■ケア会議
そして地域包括ケアシステムを実践していく重要機関がケア会議です。
具体的には、地域包括支援センター等が主催し、 医療、介護等の多職種が協働して高齢者の個別課題の解決を図るとともに、介護支援専門員の自立支援に資するケアマネジメントの実践力を高めることを目的とします。
会議の主な構成員は、自治体職員、包括職員、ケアマネ ジャー、介護事業者、民生委員、 OT、PT、ST、医師、歯科医師、 薬剤師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士その他必要に応じて参加。
※直接サービス提供に当たらない専門職も参加。
ということですが、平成26年4月28日開催された、第100回社会保障審議会介護給付費分科会の資料の中、『医療・介護サービスの提供体制改革後の姿(サービス提供体制から)』の地域包括ケアシステムの図の中に『はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師』が明記されました。
つまり、鍼灸師も地域包括ケアシステムに参加し、地域医療の資源になることができるということです。
地域包括ケアシステムが掲げる住まい・医療・介護・予防・生活支援のうち、私たち鍼灸師は医療と予防を担うことができます。
■病院完結型から地域完結型へ
人口の少子高齢化を背景に、限られた医療資源を効果的・効率的に活用するため、医療ニーズに応じた病床の機能分化が必要とされています。
それに応える形で厚生労働省を中心に、2025年に向けて「病院完結型」医療から「地域完結型」医療への転換が加速度的に進められ、約30万床が在宅医療へシフトすると試算されています。
「地域完結型」医療への転換に向けてさまざまな施策が行われています。
地域医療構想推進を目的とした医療介護総合確保基金の設置や診療報酬での評価などの動きが始まっています。
■経絡治療で生涯現役、健康長寿を
あらためて、私たち鍼灸師は医療と予防を提供することができます。
生涯現役、健康長寿を提供することができる稀有な専門職です。
このミッションを実現できれば、私たち鍼灸師は2025年以降の新しい日本社会において地域包括ケアシステムにはなくてはならない重要な資源として活躍できるはずです。
現代医学で解決できない難病難症を癒しやわらげ治し、そして防ぐためには、患者の自然治癒力・免疫力を高め、運動機能や認知機能を保持増進する必要がありますが、これを叶えることができるのが、経絡治療による生命力の強化なのです。
今経絡治療を学ぶべき理由②
私たちの体には生きるために必要な5つの大切な働きがあります。
この働きを五臓(ごぞう)とします。
それぞれ、肝(かん)、心(しん)、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)の5つの働きがあります。
ただし、現代医学の臓器とは名前は同じですが全く別の物ですので分けて考えてください。
例えば東洋医学の肝に問題があるといっても、現代医学の肝臓に問題があるわけではありません。
五臓の働きを簡単に挙げますと、肝とは全身に血を巡らせる働きであり、心とはあらゆる精神活動を司る働きであり、脾とは消化・吸収・排泄を司る働きであり、肺とは全身に気を巡らせる働きであり、腎とは成長・発育・生殖を司る働きです。
■東洋医学における健康の定義
この肝・心・脾・肺・腎の五臓という私たちが生きるために必要な5つの大切な働きが順調に行われておれば、生命力(自然治癒力・免疫力)にあふれ内外の外敵に侵されることはありません。東洋医学ではこのような状態を健康とします。
健康
■東洋医学における病気の定義
一方、何らかの原因によって五臓が不調になると、生命力(自然治癒力・免疫力)が低下し内外の外敵から身を守ることができなくなり様々な症状が体に現れます。
東洋医学ではこのような状態を病気とします。
病気
■病体における根っこと枝葉の関係
肩こりであっても、腰痛であっても、胃痛であっても、アレルギーであっても、あらゆる病気は全て五臓の不調が原因です。
これが根本です。
症状はあくまで二次的に起こっているものです。
木に例えると症状は枝葉で、五臓の不調が根っこです。
根っこに栄養が足らなくなると枝葉が枯れてきます。
この時枝葉を再び生い茂らせるためにはどうされますか?
枝葉にお水をあげても元気になりませんよね。
根っこにお水をあげると元気になります。
病気も同じように考えます。
患者を苦しめる辛い症状や病気は、根っこである五臓の不調が原因で二次的に現れているのです。
ですので、症状の現れている、例えば肩こりなら肩、腰痛なら腰、膝痛なら膝、頭痛なら頭、腹痛ならお腹、手足の冷え症なら手足というように、辛い患部に治療をしたところで良くなりません。
枝葉に霧を吹きかけると一瞬艶が出るの同じでその時は楽かもしれませんが、時間がたつと吹きかけた水分が乾いてまたしなびれるように、直ぐに症状がぶり返して結局治ることはありません。
なぜなら症状は枝葉だからです。
枝葉に水をあげても元気にならないのと同じで、症状の現れている患部を治療してもその症状が治ることはありません。
根っこにお水をあげてこそ枝葉が元気になるように、根本である五臓の不調を整えることで初めて、患者を苦しめる症状や病気が良くなります。
根っこと枝葉
■脉作りの臨床=無限の可能性
ということで、患者を苦しめる辛い症状や病気を良くするためには、枝葉の治療ではなく根っこの治療が必要です。
私たちが生きるために必要な5つの大切な働きである肝心脾肺腎のどの五臓の働きが上手くいっていないのかを、手首の脉(脈)を診て診察診断します。
これを脉診(みゃくしん)と呼びます。
東洋医学における最高の診察法とされています。
脉診によって問題のある五臓が分かり、同時にそれを改善するためのツボが決まります。
そうして患者の病気の原因を解決するためのツボに、はりやお灸をして五臓を整えます。
このような治療法を経絡治療と呼びます。
一定期間、経絡治療で体を整えることによって生命力(自然治癒力・免疫力)が旺盛になり、病気が癒えていきます。
また病気になりにくい体になります。
高齢に差し掛かるとあらゆる機能が衰え始めるのが普通ですが、長年経絡治療を受けている患者は、体力、認知機能とも当初とあまり変わりなく過ごすことができます。
経絡治療で生命力(自然治癒力・免疫力)を強化し、心身の不調や病気を癒し、和らげ、治し、そして予防し、生涯現役、健康長寿を患者に提供できる治療家に生りましょう!
今経絡治療を学ぶべき理由③
■少子化と不妊治療
経絡治療による生命力の強化は、超高齢化社会における生涯現役、健康長寿を叶えるための最良の方策ですが、同じく社会問題となっている超少子化対策にも貢献することができます。
いや、なくてはならない携えておくべき治療法です。
現在不妊症に悩まれている患者さんがたくさんがおられます。
ですが、実情は自然妊娠で20%、人工授精(AIH)に至っては10%以下、確率高度生殖医療である体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)は20%以下でしか妊娠できないという統計が報告されています。
■AIHが10%、IVF・ICSIが20%しか成功しない理由
是が非でも妊娠したいと願う女性にとっては、体外受精や顕微授精は最後の綱と言えますが、現実には5人に1人しか成功していないのが実情です。
なぜでしょうか?
大きく分けると2つになります。
①子宮に器質的な異常や疾患または現疾患が認められる。
②妊娠しにくい体質である。
①は子宮筋腫やその他の病気がある場合で、②は器質的な異常や現疾患が認められないにも係らず、妊娠できない全てのケースを指します。
①は器質的な異常や現疾患を外科的治療や投薬治療で除去しなければ妊娠しにくいのは当然ですが、②はそのような明らかな原因がないのにどうして妊娠に至らないのでしょうか?
それは、生きるめに必要な5つの大切な働き=五臓のいずれかにが問題があり、自然治癒力が低下し、妊娠しにくい体質になっているからです。
妊娠というのは、ただ子を宿すだけではありません。十月十日子宮の中で胎児を養っていかなければなりません。
宿して養えるだけの総合的な体力がなければ妊娠に至らないのです。
この総合的な体力を、『妊孕力(にんようりょく)』といいます。
妊娠しにくい体質というのは、妊孕力が乏しいということです。
IVF・ICSIが5人に1人しか成功しないうちの1人は、妊孕力がそれなりにある方です。
5人に1人ですから20%の成功率ということになりますが、実際には20%以下という報告があります。
しかも、これはあくまでも20代でこの数字ですから、30代になると10%、40代では10%以下というのが本当のところです。
ですので、妊孕力が乏しい状態でIVF・ICSIにトライするのは、非常に確率の悪い挑戦だということが分かります。
それを知った上でトライされる方のお気持ちは痛いほど分かります。
どうしても年齢の壁は重くのしかかってきます。
「卵子の老化」(卵子の年齢はその女性の年齢と同じである)なども言われていますから、焦るなと言う方が無理な話です。
でも、だからこそ不妊治療に経絡治療を併用していただきたいのです。
■データから見る不妊鍼灸
ハリ治療で妊娠率アップ
体外受精の前後に女性の身体をリラックスさせるハリ治療をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。
米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは体外受精を受ける女性百六十人を二グループに分け、一方には体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後にハリ治療を実施。残りのグループには、ハリ治療をせず通常の体外受精を行った。
その結果ハリ治療グループの妊娠率は42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回った。
『2002年(平成14年)4月30日 夕刊 読売新聞より』
不妊治療の効果「針」で大幅改善
体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人にハリ治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、名古屋の明生鍼灸院と明治鍼灸大の研究グループが大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。
同治療院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、治療は週1~2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。
『2006年(平成18年)11月10日 夕刊 読売新聞より』
■経絡治療で不妊治療をアシスト!
データでも示したように、鍼灸治療を併用してIVF・ICSIに臨んだ場合、妊娠率が40%以上にまで上がるという研究結果が出ています。
経絡治療で生命力を強化し妊孕力が高まれば、さらに確率が上がります。
20%以下の確率でIVF・ICSIに臨むよりも、40%以上の確率にまで上げて臨んでいただきたいのです。
IVF・ICSIは正直費用もかさみます。そう何度も何度もできるものではないと思います。
その1回を大事にしてください。
20%以下ではなく40%以上に成功率を高めて臨んでください。
たかだか40%、されど40%です。経絡治療併用でもっとです。
是非、経絡治療で妊孕力を高めて、妊娠し易い体質に改善できるようにこの技術を習得されることをお奨めします。
平成30年度入会募集要項
定員 |
25名(定員になり次第締め切ります) |
資格 |
経絡治療による「はり専門家」を志し、毎月例会に出席できる方。 |
出願書類 |
①入会申込書兼登録票 (ダウンロードまたは下記広報部までご請求ください) ②小論文 テーマ「入会の動機」 (400字詰め原稿用紙2枚以内、または点字用紙1枚) |
オンライン入会登録 |
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小論文もこのフォームで添付または書き込みいただけます。 鍼灸学校在学中の方は学年とともに在学年度もご記入ください。 例:○○鍼灸学校2年(平成29年度時点)
オンライン入会申し込み受付後、数日以内に広報部担当者から受付済の電話をお掛けいたします。 オンライン入会申し込みにご使用のPC、スマートフォンと当オンライン入会フォームとのシステム上の相性の関係により、まれにオンライン入会申し込みのメールが正常に届かないケースも過去にございます。 オンライン入会申し込みフォームからのメール送信後、数日以内に受付済の電話がない場合はお手数ですが当HPお問い合わせメールフォームにお問い合わせください。 または下記広報部三ツ川まで電話でのお問い合わせも承ります。
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募集締切 |
平成30年3月31日必着
途中入会も可能です。補講などの調整が必要ですので、詳しくは、お問い合わせフォームにお問い合わせください。
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入会金 |
一般 30,000円 / 新卒者 10,000円 / 学生 無料 |
年会費 |
37,000円 ※年会費は2回分割納入可。 ※本部年会費・機関紙代金(年12冊)17,000円が別途必要です。 (学生会員は無料)
※入会を許可された方には振込用紙をお送りします。 |
入会式・例会 |
平成30年4月15日 (例会開催日は毎月第3日曜日です) |
会場 |
森ノ宮医療学園専門学校
TEL.06-6976-6889 〒537-0022大阪市東成区中本4-1-8
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提出先 |
(一社)日本はり医学会 三ツ川友一郎
tel 072-872-5678
〒574-0026 大阪府大東市住道1-2-25 三ツ川鍼灸院内
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