令和6年3月17日(日)に新大阪丸ビル新館にて対面例会が開催されました。
先月末におこなわれたはり師・きゅう師の国家試験を受験された会員の方々お疲れ様でした。
今月の対面例会は2月に続き、二部屋に分かれて治験発表と実技がおこなわれました。
まず治験発表B班では「左下顎、歯の痛みと喉の張れ」と「チック症と吃音」についての発表で二例とももわかりやすくまとめられており、高等部の私でもしっかりと施術の経過を感じられる内容でした。
治験発表では指導講師の先生方からの講評もいただけるのでたくさんの学びがあります。
その後は各班に分かれ、宮脇先生考案「奇経治療」の実技がおこなわれました。
経絡説で奇経は「放水路のように常経の洪水を防ぐ働ぐ働きがあり、気血を巡る十二経から病が溢れとき奇経に流入する」と考えられていますが、宮脇先生が考案された奇経治療には「バイパス」のような役割があり即効性を感じられる方法です。
指導講師の先生方が丁寧に指導していただけるので入会して数年の私でもすぐに臨床で実践でき、その効果も感じることができます。
改めて奇経治療の凄さを実感しました。
次回の対面例会は令和6年4月21日(日)に新大阪丸ビル新館にて予定しております。
もうすぐ立春を迎え、本格的に春の陽気を感じられる季節になってきます。
まだまだ寒暖差が激しく、体調も崩れやすくなる時期ですが春に芽生える万物のように心身ともにのびのびと過ごしましょう。
次回の対面例会でもたくさんの学びを楽しみにしております。
報告:高等部 井久保眞子