令和5年度(一社)日本はり医学会への入会募集のお知らせです。
4月16日(日)より令和5年度のカリキュラムがスタートいたします。
経絡治療を系統的に学びたいという方は是非、下記募集要項をご確認いただき、入会の申し込みをお願いします。
令和4年度入会募集要項
定員 | 25名(定員になり次第締め切ります) |
資格 | 経絡治療による「はり専門家」を志し、毎月例会に出席できる方。 |
出願書類 | ①入会申込書兼登録票 (入会申込書兼登録票または下記広報部までご請求ください) ②小論文 テーマ「入会の動機」 (400字詰め原稿用紙2枚以内、または点字用紙1枚) |
オンライン入会登録 |
小論文もこのフォームで添付または書き込みいただけます。 |
募集締切 |
令和5年3月31日必着 途中入会も可能です。補講などの調整が必要ですので、詳しくは、お問い合わせフォームにお問い合わせください。 |
入会金 | 一般 30,000円 / 新卒者 10,000円 / 学生 無料 |
年会費 |
1~4年目 48,000円 5年目以降 44,000円 学生 42,000円 ※年会費は2回分割納入可。 |
入会式・例会 |
令和5年4月16日(日) ※令和5年度の例会開催日は決定次第記載します。 ※日時は会場の都合により変更することがあります。 |
会場 |
TEL.06-6976-6889 |
提出先 | (一社)日本はり医学会 三ツ川友一郎 tel 072-872-5678 〒574-0026 大阪府大東市住道1-2-25 三ツ川鍼灸院内 お問合せメールフォームはこちら |
(一社)日本はり医学会STYLEの経絡治療
東洋医学の生理観・病理観に基づき、あらゆる疾病の病根を五臓の不調和に求め、東洋医学独自の診察法である四診法を駆使して病体を観察し、最終的に脉証・腹証・病症一貫性に基づき証決定し、主たる変動経絡の虚実を弁え補瀉調整し、生命力(自然治癒力・免疫力)を強化する隋証療法。
東洋医学の生理観
私たちの体には生きるために必要な5つの大切な働きがあります。
この働きを五臓(ごぞう)とします。
それぞれ、肝(かん)、心(しん)、脾(ひ)、肺(はい)、腎(じん)の5つの働きがあります。
ただし、現代医学の臓器とは名前は同じですが全く別の物ですので分けて考えてください。
例えば東洋医学の肝に問題があるといっても、現代医学の肝臓に問題があるわけではありません。
五臓の働きを簡単に挙げますと、肝の働きは魂(こん)、全身に血を巡らせる働きであり、心の働きは神(しん)、あらゆる精神活動を司る働きであり、脾とは意智(いち)、消化・吸収・排泄など清濁を泌別(ひつべつ)する働きであり、肺とは魄(はく)、全身に気を巡らせる働きであり、腎とは精志(せいし)、成長・発育・生殖を司る働きです。
東洋医学からみた健康
この肝・心・脾・肺・腎の五臓という私たちが生きるために必要な5つの大切な働きが順調に行われておれば、生命力(自然治癒力・免疫力)にあふれ内外の外敵に侵されることはありません。東洋医学ではこのような状態を健康とします。
東洋医学からみた病気
一方、何らかの原因によって五臓が不調になると、生命力(自然治癒力・免疫力)が低下し内外の外敵から身を守ることができなくなり様々な症状が体に現れます。
東洋医学ではこのような状態を病気とします。
東洋医学の病理観
患者さんは様々な症状を持って来院されますが、肩こりであろうとも、腰痛であろうとも、胃痛であろうとも、アレルギーであろうとも、いかなる症状や病気であっても、全て五臓の不調和が原因で、そこに病根を求めます。
木に例えるなら、枝葉に現れたのが症状で、その原因は根っこの弱りである五臓の不調和と考えます。
根っこが弱ると枝葉が枯れるのと同じように、五臓の働きが不調になると様々な症状が体に現れます。
この症状に対して治療をしたとします、確かに一時的には楽になることがあります。
枝葉に霧を吹きかけると一時的に艶が出ますが、乾くとまたしなびれてしまうように、症状が直ぐにまたぶり返してしまいます。
枝葉を再び元気に華麗に生い茂らすためには、弱っている根っこに栄養を与えるべきで、治療においても病根である五臓の不調和を解決しなければなりません。
手から手への技術指導
この東洋医学の病理観に基づき治療をして、患者さんを病苦から癒し和らげ治し防ぐのが経絡治療です。
経絡治療を行うためには、いずれの五臓が不調になっているのかを診察診断して証決定をしなければなりません。
そのためには脉診、腹診、証決定の手順を習得する必要があります。
証に従い主たる変動経絡を補瀉調整しなければなりませんが、そのためには生きて働いているツボを取れる技術と、補法の刺鍼と瀉法の刺鍼が行える技術を習得する必要があります。
本来は師匠についてじっくり学ぶのが一番理想的ですが、昔と違い徒弟制度が少なくなった現代において、独学で習得するのは困難を極めます。
ここに集団研修の重要性があります。
本会の特徴は習得が困難とされる脉診、腹診、証決定、補瀉のテクニックを分かりやすく学べるところです。
宮脇優輝名誉会長の大ベストセラー「よくわかる経絡治療」という本がありますが、その通りこんなにわかりやすく教えてくれる経絡治療の会はどこにもありません。
見て学べではなく、指導講師と受講生で実際にやりあいます。
例えば、指導講師が受講生の前腕に補瀉の刺鍼をやってみせて受けてもらいます。
今度は受講生が指導講師の前腕に今習ったばかりの刺鍼を行います。
そうして、切経、取穴、押し手、鍼の持ち方、進め方、気至る、左右圧、抜鍼などを細かくチェックしてもらい、手直ししてもらえます。
やってみせて、やってもらって、言って聞かせて、またやってもらう
技術の伝承はこれが正解です。
手から手への技術指導で誰でもできるようになります。
経絡治療を習得すると取り扱えるようになる疾患
- 頚肩腰膝などの痛み・しびれ・屈伸不利
- アトピー・喘息・花粉症などのアレルギー疾患
- 不妊症・産前産後のマイナートラブル
- うつ病・パニック障害などのこころの病
- 各種内臓疾患
- 難病
- その他
経絡治療とのコラボ
今現在メインでされている治療に経絡治療をプラスしていただくと、より治療効果が高まります。
あるいは効果が持続します。
その一端をご紹介します。
美容鍼灸+経絡治療
古医書に五臓六腑の精、十二経の血気は皆顔面に昇るとあるように、顔の肌艶や色沢に全身状態が現れます。
顔のむくみ、くすみ、しみ、そばかす、吹き出物などのお顔に現れるトラブルも枝葉の症状の1つで、その原因は五臓の不調和にあります。
経絡治療で生命力を強化すれば、体のウチ側から本当にきれいになることができ、美容鍼灸や美顔鍼の効果をより生かすことが可能です。
是非みなさんの素晴らしい美容の技術と経絡治療でコラボしましょう!
スポーツ鍼灸+経絡治療
元々スポーツ選手は気の巡りが早いと言われており、よく治療が効く方々です。
さらに、経絡治療で生命力を強化すれば、一段と治りが早くなります。
そればかりかケガをしにくい体質になります。
またメンタル面の影響かくる全身症状などにも対応できます。
スポーツ鍼灸と経絡治療のコラボで、世界で活躍するアスリートを創造しましょう!
小児はり+経絡治療
小児はりは疳虫、いわゆる小児神経症が適応症ですが、中には中々治りにく夜泣きや癇癪もあります。
一般的に小児は経絡が未発達などと言われていますが、上記のような症状に対しては、小児といえども変動経絡の補瀉調整が必要となります。
夜尿症、アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、重いアレルギー、不登校、起立性障害、発達障害による様々な問題行動なども同様です。
小児の経絡治療は刺さない鍼の代表でもある術者の手の中に隠れるサイズの小さな鍉鍼で治療することができます。
小児はり専門の経絡治療家も多数在籍しておりますので、小児はりと経絡治療のコラボを自信をもってお勧めします。
不妊鍼灸+経絡治療
不妊症に悩まれている患者さんがたくさんがおられます。
ですが、実情は自然妊娠で20%、人工授精(AIH)に至っては10%以下、高度生殖医療である体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)は20%以下の確率でしか妊娠できないという統計が報告されています。
AIHが10%、IVF・ICSIが20%しか成功しない理由は、妊娠しにくい体質になっているからです。
子を宿し十月十日育み無事お産を終えるための総合的な体力を『妊孕力(にんようりょく)』としますが、妊娠しにくい体質とは妊孕力が乏しいということです。
その原因はやはり、五臓の不調和です。
妊孕力を高め妊娠しにくい体質から妊娠しやすい体質に改善するためには、経絡治療で五臓の不調和を調整しなければなりません。
ハリ治療で妊娠率アップ
『2002年(平成14年)4月30日 夕刊 読売新聞より』
不妊治療の効果「針」で大幅改善
『2006年(平成18年)11月10日 夕刊 読売新聞より』
データでは鍼灸治療を併用すると着床率が20%アップして40&になると報告されています。
これに経絡治療を加えていただくとさらに着床率がアップします。
高度生殖医療+不妊鍼灸+経絡治療
不妊鍼灸+経絡治療
トライアングル治療またはペア治療で、子供を渇望する世のご夫婦を応援しましょう!
充実の補助療法・標治法
経絡治療の本治法による生命力の強化を治療の第一としますが、臨床に即して今目の前にあるその痛みをその辛い症状を即座に緩解させることができる補助療法・標治法も充実しています。
- 宮脇奇経治療
https://hariqfantsist.amebaownd.com/pages/1267893/page_201709122318
- 古野式経絡骨盤調整療法
https://hariqfantsist.amebaownd.com/posts/3670999
- 子午治療
- 刺絡鍼法
- 異種金属鍉鍼調整療法
なども習得することができます。
あらゆる場面で時と場所を選ばず使えます
この経絡治療の補助療法・標治法は簡便で時短で即効性に優れ、臨床はもちろん、ありとあらゆる現場で活用できます。
スポーツイベントでの鍼灸ボランティア
被災地での鍼灸ボランティア
経絡治療を育成して40年の実績
ここに紹介したのは、経絡治療で受けられる恩恵の一端にしか過ぎませんが、臨床に経絡治療を採り入れたい方は、私たちと一緒に経絡治療を学びませんか?
優れた指導講師による手から手への技術指導で誰でも習得可能です。
みんなで一緒に生活も心も豊かな鍼灸師に成りましょう!
令和5年度入会募集要項
定員 | 25名(定員になり次第締め切ります) |
資格 | 経絡治療による「はり専門家」を志し、毎月例会に出席できる方。 |
出願書類 | ①入会申込書兼登録票 (入会申込書兼登録票または下記広報部までご請求ください) ②小論文 テーマ「入会の動機」 (400字詰め原稿用紙2枚以内、または点字用紙1枚) |
オンライン入会登録 |
小論文もこのフォームで添付または書き込みいただけます。 |
募集締切 |
令和5年3月31日必着 途中入会も可能です。補講などの調整が必要ですので、詳しくは、お問い合わせフォームにお問い合わせください。 |
入会金 | 一般 30,000円 / 新卒者 10,000円 / 学生 無料 |
年会費 |
1~4年目 48,000円 5年目以降 44,000円 学生 42,000円 |
入会式・例会 |
令和5年4月16日(日) ※令和2年度の例会開催日は決定次第掲載します。 ※日時は会場の都合により変更することがあります。 |
会場 |
TEL.06-6976-6889 |
提出先 | (一社)日本はり医学会 三ツ川友一郎 tel 072-872-5678 〒574-0026 大阪府大東市住道1-2-25 三ツ川鍼灸院内 お問合せメールフォームはこちら |