4月例会を開催しました。
対面での例会開催予定でしたが、4月5日から5月5日まで「まん延防止等重点措置」が実施されることになり、会員の安全と業務を守るという観点から対面例会を中止し、オンラインでの開催となりました。
久しぶりの対面例会ということで、担当する指導講師の先生方も懸命に準備をされていましたが、とても残念に思います。
ですが、コロナ禍でも学術を止めていけないという中野会長の強い思いのおかげで臨機応変にオンラインに切り替え開催することができました。
また、ご協力いただいた会員の皆様、本当にありがとうございました。
今後も(一社)日本はり医学会はコロナ禍に負けることなく前に進み続けたいと思います。
【報告】
4月例会は、なるべく会員の皆様の実技時間を増やすことを目的に、
講義は事前に録画した動画を見ていただき、
当日は治験発表とオンライン実技のみという形式ですすめました。
B班の治験発表では、
さすがに長く在籍されている先生方の発表で、
日本はり医学会方式での経絡治療で、
10年以上の耳鳴りや良くならなければ手術しないといけない脊柱管狭窄症を
確実に改善されていました。
改めて日本はり医学会の経絡治療の優秀さに驚きです。
実技はオンラインでおこないました。
グループで問診して証決定。
証が合っているかを確認して、鍼を打つという流れです。
会員の皆様もオンラインでの実技に慣れてきて、
スムーズに実技を行うことができるようになってきています。
報告:広報部 三ツ川友一郎
【4月オンライン例会日程】
9:30~9:35 朝の挨拶(中野正得)
9:35~9:45 新入会者、指導講師紹介
9:45~9:50 会務報告
9:55~10:45 治験発表
A班 野田 裕貴 左腰の痛み
A班 米田 彰好 耳鳴り
B班 甲斐 典睦 手術を回避した脊柱管狭窄症の施術例
B班 山内健太郎 思い込みと不定愁訴
11:55~12:20 実技(治験後メインルームに戻り、各実技班に移動)
全員取穴
普通部1年(実技補講終了者)~研究部・・・オンライン小里
新入会者・・・ ・脉診・腹診の仕方、鍼の持ち方(動画実技)
12:20~12:25 今後の日程について(例会終了)