COVID-19感染予防ガイドライン
鍼灸施術所は自粛要請の対象とされていませんが、平時以上の衛生管理と感染拡大防止に努めなければなりません。
以下の、COVID-19感染予防ガイドラインを遵守して臨床に臨んでくださいますようよろしくお願い申し上げます。
院内施術の場合
始業前
- スタッフの検温、体調チェック(感冒症状の有無など)を行う。
- スタッフ同居家族の健康状態を申告してもらう。
- 感冒症状があるスタッフや新型コロナウイルス感染症疑いの同居家族がいる場合は業務を行わない。
待合室
- 鍼灸院入り口に、発熱や咳など感冒症状のある方は施術できない旨掲示し、入室を回避する。
- 必ず予診を行い、下記に該当する場合は施術を行わない。
- 発熱(37.5 度以上)または呼吸器症状 + 暴露歴: 新型コロナウイルス感染症であることが確定した者と濃厚接触歴がある
- 発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状 + 暴露歴:発症から2週間以内に、流行地域に渡航又は居住していた(又はその者)と濃厚接触歴がある
- 発熱(37.5 度以上)かつ呼吸器症状 + 入院を要する肺炎が疑われる※注 1、※注 2
- 医師が総合的に判断した結果、新型コロナウイルス感染症を疑う
- 注1:従前の集中治療その他これに準ずるものに限らず,入院を要する肺炎が疑われる者を対象とする
- 注2:特に高齢者又は基礎疾患がある者については積極的に考慮する
◎ 解熱剤・総合感冒薬等を服用している場合もあるので留意する。
◎ 新患(日常生活パターンや行動範囲が把握できない患者)の受け入れには特に注意する。
- 予診・問診の際は必ずマスクを着用する。
- 室内で患者同士が十分な距離(1.8m以上)を取れるように調節する。(例えば予約制にし、来院時間を調節する等)すなわち複数の患者が同じ空間に一定時間居ることを回避する。
- 窓の開放や換気扇を使い、室内の換気を頻繁に行う。
施術中・施術後
- マスクは必ず着用する。患者にもマスクを着用させるのが望ましい。
- 一人の施術者で同時に複数の患者に施術を行わないことが望ましい。行う場合は、施術患者を交替するごとに、手洗いと手指のアルコール消毒を徹底する。
- 施術後は、リネン(タオル等)の交換を 1 人ずつ行う。
- 窓の開放や換気扇使用による室内の換気を頻繁に行う。(最低でも1時間毎)
- 必要なら患者の高頻度接触部位に清拭による消毒(※)を行う。※アルコールを使用する。
- 施術前、施術後の手指洗浄・アルコール消毒を徹底する。
終業後
- 窓の開放や換気扇使用による室内の換気を行う。
- 待合室内のイス、テーブル、備品、ドアノブ、手すり等の清拭による消毒(※)を行う。※アルコールあるいは0.05%の次亜塩素酸ナトリウムを使用する。
- 治療室内のベッド・器具等の清拭による消毒を行う。
- リネン類・白衣等は毎日交換、洗濯する。
往療の場合
始業前
- スタッフの検温、体調チェック(感冒症状の有無など)を行う。
- スタッフ同居家族の健康状態を申告してもらう。
- 感冒症状があるスタッフや新型コロナウイルス感染症疑いの同居家族がいる場合は業務を行わない。
- 事前に患者の健康状態・感冒症状の有無、同居家族の健康状態を把握しておく。
- 感冒症状がある患者や新型コロナウイルス感染症疑いの同居家族がいる場合は訪問しない。
- 訪問前に必ず手指洗浄・アルコール消毒を行う。
施術中・施術後
- マスクは必ず着用する。患者にもマスクを着用させるのが望ましいが、無理はさせない。
- 同一建物など一人の施術者で同時に複数の患者に施術を行う場合は、一施術につき、手洗いと手指のアルコール消毒で次の患者に対応する。
- 施術後は、リネン(タオル等)の交換を 1 人ずつ行う。
- 窓の開放や換気扇使用による室内の換気を頻繁に行う。
- 必要なら患者の高頻度接触部位に清拭による消毒を行う。
- 施術前、施術後の手指洗浄・アルコール消毒を徹底する。
- 玄関のドアノブを閉めた後、もう一度手指消毒をおこなう。
※次亜塩素酸ナトリウム液の作り方
重要
次亜塩素酸ナトリウム液は、塩素系漂白剤等を希釈して作ります。
次亜塩素酸ナトリウム液は使い方を間違えると効果がなくなるだけでなく、思わぬ事故につながることがあります。
用途に応じた希釈や使用、保管時の注意事項を守りましょう。
用途に応じた希釈や使用、保管時の注意事項を守りましょう。
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルス対策で、調理器具、トイレのドアノブ、便座、衣類等を消毒する場合は、約0.05パーセント濃度の希釈液を使用します。
原液濃度が5パーセントから6パーセントの塩素系消毒液を使用する場合は、500ミリリットルのペットボトル1本の水に、原液5ミリリットル(ペットボトルのキャップ1杯)を入れます。
使用するときの注意事項
🈲❎🈲❎🈲手指の消毒には絶対に使用しないでください。
🈲🔥🈲🔥🈲空気中で有害ガスが発生するため、霧吹きにいれて噴霧しないでください。
🈲❎🈲❎🈲加湿器に絶対に入れないでください。
🈲🔥🈲🔥🈲有害ガスが発生するため、酸と混ぜて使用しないでください。
⚠⚠⚠使用する際は十分に換気してください。
⚠⚠⚠マスク、グローブ、ゴーグルを着けてください。
⚠⚠⚠雑巾などでの掃拭で消毒してください。
⚠汚れが残ったまま使用すると効果が弱まります。できるだけ汚れを落としてから使用してください。
⚠漂白作用があります。容器の使用上の注意を確認してください。
⚠商品により塩素濃度が異なるので表示などを確認してください。
保管するときの注意事項
⚠希釈したものは時間が経つと効果が減っていくので、その都度使い切りましょう。
⚠希釈したものをペットボトルで保管するときは、誤飲しないよう、容器に目立つように薬品名や濃度を記入しておきましょう。
⚠原液、希釈液ともに、アルミホイルなどで包んで光を遮り、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
⚠💀⚠💀⚠危険なので、子どもの手の届かないところに保管しましょう。