令和7年5月18日(日)に森ノ宮医療学園専門学校にて対面例会がおこなわれました。
会務報告の後、治験発表がおこなわれました。
私が所属している研修部では「花粉症」についての発表でとても治療の風景が思い浮かぶ内容でした。
指導部の先生方による講評にはたくさんの学びがあり、「病には標本があり、病の軽重や深浅によって標を先に治す必要がある。」という内容はとても印象的でした。
休憩の後、班に分かれ実技練習がおこなわれました。
今月は「手の太陰肺経の取穴」と「補法の基本刺鍼」の練習でした。
教科書にも経穴の場所は記載されていますが「ヒトは活物なり」という言葉があるように人それぞれ経穴の場所が異なり、生きたツボを探す重要性を再確認することができました。
個人的に取穴は課題の一つでもあるため、皮膚表面の状態や脉の変化などをしっかり捉えながらツボを探していこうと思った実技練習でした。
次回の対面例会は6月8日(日)森ノ宮医療学園専門学校にて開催を予定しております。
6月は第二週の日曜日に変更となりますので、お間違えのないようご注意ください。
報告:研修部 井久保眞子