研修部 鈴木信康さん  鈴木はり灸院(訪問) 愛知県立名古屋盲学校理療化出身 | 関西大阪での鍼灸・経絡治療の勉強会・セミナー、(一社)日本はり医学会(旧東洋はり医学会関西)


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会員の声

(一社)日本はり医学会に入会して
研修部 鈴木信康さん  鈴木はり灸院(訪問) 愛知県立名古屋盲学校理療化出身

入会の動機について

 日本はり医学会に入会しようと思った動機は何ですか?

30歳を過ぎて原因も病名も不明な眼病を発生し、徐々に視力低下し35歳で失業し4年ほどドクターショッピングとニートをしていました。39歳で盲学校の理療化に入学して42歳で卒業後、自分に合った治療法に巡り合うために長年数々の勉強会や団体を渡り歩きました。一度離れていた経絡治療が自分の目指す治療法と気が付き、どうせ入会するならば、奇経治療で著名な宮脇名誉会長がおられて、中野会長がSNSで熱心に情報発信をされておられて、活気あり進化発展し続けている日本はり医学会が良いと思いまして入会を希望しました。

 

講義・実技について

実際に日本はり医学会に入会して、講義や実技についてどう感じていますか?

指導体制が充分に揃っていて、普通部から研究部まで最低でも5年自分の理解の習得具合で納得の行けるまで学術の研鑽に励めます講師陣の先生方々も皆さん非常に熱心ですし、レベルが高いです。講義・実技についてもコロナ禍に入り即座にオンラインセミナーを実施され、日本はり医学会方式で遠隔でも実技指導が得られます。対面実技例会でも毎回指導講師の先生の手から手への丁寧な指導に視覚障害のハンデを全く感じることなく指導を受けています。

当会での学や術を、どのように生かしたいですか。

私の様に病院へ通っても治らない、またお医者さんから見放された人で、自分とご縁の合った患者さんを痛くもなく熱くもない鍼灸治療で、症状を改善して差し上げたいです。
また、一切刺さない接触鍼や火を使わない熱くない灸は視覚障碍者の鍼灸師でも安全に施術できます。圧を一切かけない触診は手の感覚が普通の人よりも鍛えられた視覚障碍者には打って付けです。
昨今は鍼灸師を志す視覚障碍者が非常に少ない、鍼灸師視覚を保持していても鍼灸に従事していない視覚障碍者も非常に多いです。そんな人たちに経絡治療の素晴らしさをお伝えし、経絡治療家を志す視覚障碍者の研鑽のお手伝いができればと思っています。