令和6年 10月例会報告 | 関西大阪での鍼灸・経絡治療の勉強会・セミナー、(一社)日本はり医学会(旧東洋はり医学会関西)


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お知らせ

2024.10.21

令和6年 10月例会報告

令和6年10月20日(日)にアットビジネスセンターPREMIUM新大阪にて対面例会が開催されました。

今月も朝の挨拶、会務報告の後に治験発表が行われました。

「脳出血による後遺症」や「慢性化した斜角筋症候群」など2例とも難しい症例でしたが、経絡治療を用いることで症状が改善されていく経過がとても感じられました。

また少しクスッと笑える場面もあり、和やかな空気での発表となりました。

昼休憩後は班に分かれ、実技練習が行われました。

私が所属している研修部では「手の厥陰心包経の取穴」をメインに日本はり方式経絡治療をおこないました。

日本はり方式の経絡治療では証ごとに基本穴が配穴されていますが陰陽五行を深めていくと配穴の幅も広がり、より経絡治療の力が発揮できることを学びました。

陰陽五行とは親しみありますがこれを機により深めていきたいと思えた実技練習となりました。

11月の対面例会はお休みです。

次回は12月8日の第二日曜日に森ノ宮医療専門学校にて開催予定ですので、お間違いないようご注意ください。

10月下旬にも関わらず少し暑さが残る日が続きますが、11月の頭には立冬を迎えます。

寒暖差も激しい時期ですので冷え対策を行いながら陽気を損耗しすぎないように過ごしましょう。

報告:研修部 井久保眞子