令和6年1月21日(日)に新大阪丸ビル別館にて新春記念講演が開催されました。
午前中は「腱板断裂」の治験発表がおこなわれ、治験発表未経験の私でも施術の経過や効果などをしっかりイメージできる発表でした。
その後、高等部では「補中の瀉法」と「日本はり方式経絡治療」の練習がおこなわれました。
指導部の先生方が鍼を受けてくださるので普段自分では気づけない鍼の持ち方や圧のかけ方など課題を見つけることができ、たいへん学びになります。
また日本はり方式経絡治療では刺さなくても根本的な原因を見つけることで症状を改善することを改めて感じることができました。
午後からは春木レディースクリニック理事長の春木篤先生をお迎えし「不妊治療の基本と現状」についてご講演していただきました。
不妊治療の現状や難しさなど普段お聞きすることができない内容もご講演していただき、とても貴重な時間となりました。
子どもをなかなか授かることができず、悩むご夫婦が増えるなかで「私たち鍼灸師は何ができるのか」改めて考えなければならないとも思いました。
お忙しい中、とても貴重なご講演ありがとうございました。
次回の例会は令和6年2月18日(日)を予定しております。
年に一度の総会もございますので、会員のみなさまはぜひご参加ください。
本年もよろしくお願いいたします。
報告:高等部 井久保眞子